昨日の朝、胃が痛んだので飛び込みで諏訪中央病院へ。心臓、胃、すい臓などの検査を2時間程度で終え、今日は胃カメラと追加検査です。このスピードは凄い。東京であれば検査を受けるまで1週間以上かかったりするのが、「明日、予約取れますよ」。患者数と医療スタッフのバランスなどの要因があるのだろうから一概に東京の医療機関が劣っているとは言えませんが、待ち時間なども含めて患者負担が少ない体験でした。
この病院の前院長はマスコミでも有名な鎌田實先生。確かに患者へのトータルな配慮には素晴しいものがあります。建築された時から理念は実践され、たとえば病室は全ての病床に窓がある、という施設です。老齢の患者さんが多いので、コミュニケーションの仕方も色々と工夫しているところも見受けられたし、地域における「集会所」といった役割も担えるように座敷セクションもあったり、これからの医療機関のモデルとして大いに参考にすべき病院だとおもいました。
奇しくも、長野県北相木村という限界集落で診療所を運営されている松橋和彦さんは高齢化する村人口のために「集会所」というコミュニティー拠点として同所を開放しているほか、森林保健を取り入れた健康促進・治療を進められています。
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