• Yoji Yoshizawa

私の音楽的ルーツ(25)

大学に入ってしばらくしてからバンドを結成しました。レパートリーは当時流行っていたスプリングスティーン、スティーリー・ダンや、古いところではサンタナ、マーヴィン・ゲイ、サム&ディヴ、アレサ・フランクリン、オーティス・レディングなど。要するにメンバーのやりたいものを妥協で取り上げていくというスタイルですね。ソウル系なんかは後に映画となったブルースブラザースみたいなものです。

今はなき、NYCのManny'sで買ったストラトはキーボードのダグに勝手に「Tokyo Rose」という名前をつけられてしまっていました(笑)

ホームグラウンドは街の川っぺりにあった木造のひっくり返りそうな「アリバイ」というバー。今はネットをサーチしても名前さえ出てきませんが、当時のミドルバリーにはこことFire & Iceぐらいしかありませんでした。アリバイはニューイングランド地方でツアーをやるバンドが来ており、オシビサのメンバーのバンドなども出演していました。とにかくぼろい作りの店で、お客さんが踊り始めるとステージが揺れる、PAスピーカーが倒れそうになる、そんなファンキーなところでした。

大学の城下町ですから、私たちが出演する晩は大半が学生でしたが、たまにローカルな人ばかりという時もありました。そういう時には演奏終盤になると柱の陰から熱い視線を送ってくれるお嬢さんたちがいたりで、異空間と化していました。

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