• Yoji Yoshizawa

「癒し」プロジェクト

昔から、某N局などで、長くて1分程度、花や蝶々の映像バックに流れる音楽が好きでした。秋だと、揺れるコスモスの背景でクラシックギターが鳴っているような。 ロックやジャズの演奏には熱いものがありますが、そのようなBGM的なものにはありません。郷愁を呼び起こす、静かな表現が主となるのです。 ヒーリング・ミュージックというジャンルのようなものですね。効果のほどは判りませんが、プリンセスが亡くなる前にいくつもCDを買って聴かせていました。 そういう演奏ってこれまであまり得意ではありませんでした。主張を抑え、寄り添うような音楽は、やもすればあまりレベルが高い演奏技術を必要としなかったりしますし、アクト(演目)として成立しないものです。レストランなどで会話の邪魔にならないが、空間を満たしている音楽は、「そこにあること」に意味があり、わざわざ集中して聴くものではないのです。 最近、このような「癒し」の演奏がすこしできるようになってきたと感じています。もちろんロック、ジャズ、フラメンコ、クラシカルと、主張をしっかりともった演奏は普通に練習しつづけていますが、私にとって新たな分野である「癒し」の引き出しが出来たということです。 メインのエンタテーンメントの扱いにはならないので、告知を大々的にしたりということはないでしょうが、海を見下ろすロケーションであったり、夏の木立の中のベランダがあるようなカフェのようなところで演奏しているかもしれません。基本的にそのようなアンビエンスによって形作られる私の内心が音になっているだけですから。 おいしいコーヒーと、美しい景色のあるお店、ご存知でしょうか?





230回の閲覧2件のコメント

©2015-2020  Yoji Yoshizawa